自己治療を継続することの大切さ
そして今日、やっとわたしの強迫性障害自己治療のバイブルとなっている書籍を読み返しました。
曝露反応妨害法を理解するのは難しい
曝露反応妨害法を文章で理解するのは非常に難しいと感じています。でも、行動してみると曝露反応妨害法の実践方法がとてもよくわかります。
頭で考えて覚えるよりも体で覚える感覚です。
「手洗いを我慢しましょう」と言われても「そんなことできるなら困ってない!」と頭で考えるのではなくて、実際に「手洗いをしない」ことを行動するのです。そうすると、曝露反応妨害法という方法をりかいすることができるのです。わたしの場合はそうでした。
今日は書籍を読み直すことだけで精一杯だったので、この書籍に書いてあった「強迫観念を終わらせるのを助ける自信に満ちた言葉」という記載がございましたので、わたしの心に響いた言葉を抜粋してご紹介したいと思います。
<強迫観念を終わらせるのを助ける自信に満ちた言葉>
・今この考えは役に立たない。
・今はそれについて考えるときではない。あとで考えることにしよう。
・理屈に合わない。この考えは捨ててしまおう。
・筋の通らない考えとは争わない。
・これは急を要することではない。落ち着いて、何が必要なのかをしっかりと考えよう。
・この恐れが理屈に合わないことは、過去の経験からわかっている。
・解放されるためにはリスクがあっても、喜んでそれを受け入れる。
・そんな考えやイメージを持ってもかまわないのだ。それにはなんの意味もないし、注意を払う必要もない。
・こんなふうに苦しまなければならないいわれはない。私は、快適な生活をするに値する人間だ。
・心配を追い払うのは、良いことだ。私も実行してみたい。
書籍には他の言葉も記載されていました。上記の言葉は、わたしが特に役立ちそうだと思ったものをピックアップしたものです。他にも不完全恐怖の方向けの言葉なども書いてあります。この本は強迫性障害の自己治療をするにあたって、とても参考になる良書です。
わたしなんて、この本がなかったら自己治療してないってくらいお世話になってます。
強迫性障害の改善には心に響く言葉が大切
わたしは強迫性障害の治療に役立つのは「言葉」だと考えています。
もちろん、お薬の服用や認知行動療法も効果的だと思います。
その認知行動療法には言葉のパワーが必要だと個人的に考えているのです。
メンタルクリニックの先生にいただいた言葉は大きなパワーを持っていました。それまでは書籍に書いてあったことを実行できなかったのに、先生にもらった言葉はわたしの心に届きました。
「我慢すること」
単純でシンプルで当たり前の事だとも思える言葉ですが、わたしの頭の中には無かった言葉です。この言葉がきっかけで、曝露反応妨害法をスタートすることができましたし、書籍の内容も少しだけ理解できるようになってきました。
私の場合、症状がひどい時は「我慢すること」が重要だと感じています。ある程度まで症状が改善してくると、我慢するのではなく、気にしないとか考えすぎないという考え方に切り替わると思います。考え方が切り替わるまでの間は「我慢すること」が大切でした。
強迫性障害を改善するためにはこのような言葉も重要で、心に響く言葉は人生を変えるくらい大きなパワーを持っていると思うのです。
本日、ご紹介した「言葉」たちは強迫観念が浮かんだ時に役に立つと思います。わたしはこの言葉を武器にして、少しでも症状が改善するように努力していきます。
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