症状を周囲に隠す〜強迫性障害の人の特徴〜

ザツ夫が強迫性障害という病気を全く理解していないことが明確になった出来事がありました。

強迫性障害の人は自分の症状を隠す傾向があります。もちろん、隠さずにオープンにしている方もいらっしゃいますが、わたしは隠したい派です。小学生の頃からずっと今まで隠し続けてきました。これからも隠したい願望が強いです。症状を隠すと同時に強迫性障害であることも隠したいです。
理由はやっぱり恥ずかしいからです。こんな奇異で不条理な行動をしてしまう自分が恥ずかしいです。情けないです。だから隠したいんです。

ひとつ失敗したことがあります。ザツ夫です。
ザツ夫に強迫性障害であることを告白したことが間違っていました。
ザツ夫はわたしの仕事関係の人に病気のことを話すと言い出したのです。わたしはできれば伝えて欲しくなかったのですが、ザツ夫がわたしの為になるからと言って話してしまいました。

病気のことを知った職場の人は仕事が負担にならないようにと言ってくださいました。

ここで気付いたのですが、ザツ夫はこの病気を都合の良いように利用しようとしているんじゃないかと思ったのです。病気だから仕事の量を減らしてくださいとは口にしませんでしたが、なんとなくそんなニュアンスが含まれていたのではないかと感じたのです。

わたしは強迫性障害だからって甘えるつもりはありませんし、この病気を抱えながらでも仕事をこなすことは可能だと思っています。ただ、大変なのは育児との両立です。どちらかというとザツ夫には育児を手伝って欲しいですが、これも甘えていてはいけません。ザツ夫に頼ると痛い目にあいます!

当然ながら、仕事の人も病気だからと言って、業務内容を優遇してくれるわけでもなく、特にその事については触れてきません。かなり抵抗があったのに頑張って耐えて告白した結果、話しても話さなくても同じっていうね・・・。それだったら、話したくなかったです。

それに加えて、最近のザツ夫はわたしとの会話の中で「病気のこともあるし」と何度も口癖のように言うようになりました。自分の都合が悪くなると決まって病気を持ち出してきます。

ザツ夫は言います。
「仕事を始めたのは病気のために良い」と。
わたしは病気のために仕事してるんじゃないんですよ!家計のためなんですよ!働かないと生活できないから働いてるの!

それを俺様は妻の病気のために妻を働かせてやってる的な言い方なんてされたくないんですよ!できれば働かずに育児に専念したいんですよ!

そしてさらに極めつけなのが、ザツ夫はまた他の人にも妻が精神疾患だと喋ってしまいました。わたしに何の断りもなく!

勝手にシンドバッド!じゃなくて、勝手にカミングアウトしてしまいました!

一体、何人にバラすつもりなの?わたしの気持ちを考えたことあるの?この病気のことを理解してない証拠ですよね。理解しようという気持ちがあれば勝手にシンドバッドできないですよね?じゃなくて、勝手にカミングアウトできないですよね?

もうこれ以上バラさないでほしい・・・。
子供の保育園や幼稚園の先生にも話してしまいそうで不安です。そうなったら、精神疾患の母親に育てられてる子供って噂が広まったりして、子供がイジメられたりしたらどうしよう・・・。ザツ夫はそういう先の事まで考えられないんでしょうか〜。わたしが心配しすぎなんでしょうけど。そうじゃなくても人のことペラペラペラペラ喋らないでほしい〜〜。


強迫性障害であることを隠すことは良いのか悪いのか分からないけど、症状改善の為には言わない方がいいんじゃないかなと思います。
自分が強迫性障害だと周囲の人たちが知ったら、理解してくれて強迫行為の手助けをしてくれたり、巻き込みに応じてくれるかもしれません。そうなると改善どころか悪化してしまう恐れもあります。
そうならないように周りの人たちには黙っておきたいと思うのはわたしだけでしょうか?

2 件のコメント :

  1. 勝手にシンドバットは私の青春の一ページを彩った思い出の曲ですので一言コメントしておきたいと思います

    ザツ夫さんは決して「嫁さんの病気をもっと世間に知らせて苦しい思いをさせてやる、ヒヒヒ...」と悪代官のような顔つきでほくそ笑んでいるわけではないと思うんですね

    まあ私も現場を見たわけではなくせいぜい名探偵コナンくらいの推察でありますが

    相手を選んだ上でこの人に言うことで病気の改善につながるかも、との期待があると思うのです

    現場からは以上です(カズレーザー風)

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  2. >トムさん

    いつもコメントありがとうございます。

    ザツ夫にパチパチパンチをしておきました(笑)
    島木ジョージもビックリでしょうね。

    基本的には優しい夫であることは忘れないようにします!!

    なかなか理解してもらえない病気ですので、仕方ないですよね。
    ザツ夫に理解してもらうように努力するのではなく、一刻でも早く症状改善できるように努力したいと思っています。

    ではでは〜

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