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わたしと強迫性障害の付き合いは

かれこれ20年以上になります。

最初におかしいなと思ったのは
確か小学低学年くらいのときだったでしょうか。
きっかけとなる出来事ははっきり覚えていません。
いちばん最初の症状がどのようなものだったのかも覚えていません。

ただ、自分でもおかしいと思いながら
儀式行為をしていたような記憶があります（笑）



中学生になると症状はさらに悪化します。

中学生活は表面上は楽しそうにしていたつもりですが
いつも隠れてこそこそ儀式や繰り返しをしていました。
楽しいはずの学校生活を心から楽しめなかったように思います。
いつも体が緊張していて不安でした。
例えて言うなら、息苦しくて窒息しそうな感覚でした。

この頃は洗浄はあまりしませんでしたが
呪文がすごかった！！
とにかく呪文唱えまくり♪

自分でも変だなと思いながらも
納得がいくまで何度も唱えていました（笑）



そして、高校時代と大学時代。
症状は軽くなります。

友達と遊ぶのが楽しくて儀式は後回し。
多少の呪文は言っていたかもしれませんが
呪文より友達との時間のほうが大切でした。
人生って楽しい！と思えたのはこの頃が初めてかもしれません。



社会人になって就職すると毎日が忙しく
とても儀式なんてしてられませんでした。
儀式するくらいなら寝る！！といった感じで
仕事から帰ったらバタンキューでしたね。（←古い）
症状は軽かったのですが
洗浄、確認、呪文、儀式は
すっかり毎日の習慣になってしまっていましたので、
強迫行為なんて朝飯前！といった具合に
簡易的に済ませる事ができていたのかもしれません。



そして、結婚します。
結婚当初は5時にピッタリ帰れるような比較的、楽な仕事に就きました。
暇だったせいか、この時から症状は悪化します。
職場は新しい綺麗なオフィスビルで
トイレもオフィスも清潔でした。
しかし、トイレで腕まで手を洗ったり、
業務中にPCでタイピングを繰り返したり、
忘れ物がないか確認したり・・・。
症状はどんどん悪化していきます。



仕事を辞め、出産し、
現在、幼い子供の育児中です。
妊娠中は赤ちゃんの為に食べるものや

化粧品などに神経質になりました。
産後は赤ちゃんの為に清潔を保とうとして

洗浄行為に励んでいました。
現在も洗浄はやめられません。

一日に何度も洗濯機を回し、何度も手を洗います。
育児は大変ですが、洗浄行為も大変です。
子供が寝ていると息をしているか確認行為も大変です。
その他、呪文や儀式と呼ばれる行為、

繰り返しなど頑張っています（笑）




強迫性障害の症状がなかったら

どんなに楽に生きられるだろう・・・

どんなに楽しい人生になるだろう・・・

何から始めたら良いのかまだわかりませんが
少しでも症状が軽くなるように努力したいです。