強迫性障害で服用する薬のリスクと利益

先日、病院に行ってきました。
そこで主治医とお話したことを書き留めておきます。

手洗いを我慢することは難しいと相談したところ、お薬の話になりました。
現在、薬の処方はありません。行動療法のみで治療をしています。行動療法のみで改善が見られない場合は服薬も検討されるようです。


薬のリスクと利益


行動療法だけでも回復できる


先生のお話によると、お薬を飲まなくても行動療法だけで回復した人はたくさんいらっしゃるそうです。
行動療法だけで完全に治った人は少ないけれど、それは生活に差し支えない程度まで改善すると治療意欲がなくなってしまうからだそうです。
ある程度まで改善したら、行動療法を辞めて、また悪化したら治療するという人もいるそうです。

薬を飲みながら行動療法をすると、反応妨害がやりやすくなるそうです。
ただ、薬の効果があったかどうかは、10週間の服薬後に判断するとのこと。
強迫行為を我慢できない場合は薬物療法も併用することもあるそうです。

これはクリニックによって考え方が異なると思います。
最初から行動療法と薬物療法を併用するクリニックもあるでしょう。
なかには薬物療法のみのところもあるようですし、反対に行動療法だけで治療する施設もあります。
たくさんのメンタルクリニックの中から自分に合ったクリニックを見つけることも大切だと思いました。


薬のリスクと利益


さらに主治医からこんなお話がありました。
  • 手洗いを我慢することができないようなら、授乳が終わってからお薬を飲んで治療することも検討しましょう。
  • 服用しながら二人目妊娠したとしても大丈夫。
  • 妊娠が判明してから服用をやめるというのも大丈夫。
  • 薬のリスクと利益を考えて服用するかどうか判断します。
  • 現段階では妊娠前の状態まで改善することを目標にして、これ以上悪化しないようにしましょう。

こちらのクリニックは、必要最低限の投薬しかしないという方針のようです。
薬によって期待できる効果と起こりうる副作用を考慮しての処方になるようで患者としては安心できます。

それにしても、ご親切に二人目を産む前提でお話していただいたのですけど、今は産む気になれないので申し訳なかったです。


ちなみに、お会計は1220円でした。
保険適用外のカウンセリングよりはぐんとお安いと思います。

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