曝露反応妨害法の治療経過と外出の恐怖軽減

クリニックを訪ねてから
もうすぐ2週間が経ちます。

お薬は飲まずに行動療法のみでの治療をしていて
強迫性障害の行動療法といえば
皆様お馴染みの曝露反応妨害法に取り組んでいます。

曝露反応妨害法というとなんだか難しい名前なんですが、

わたしの治療法を簡単に説明します。

手を洗わないこと

至ってシンプルな方法です。
小さい頃は「手を洗いなさい」とか
「うがいをしなさい」とか言われたけど
その逆です。真逆。

幼い頃のわたしにとっては
手を洗う事、うがいをする事は
「良いこと」だったんです。

それを手洗いしないって、
なんか悪い事をしているみたいで気が引けます。

でも、これを乗り越えないと治らないのなら
頑張ってみましょう!!

手を洗わない事は曝露といって
エクスポージャーとも言います。



それでも、手を洗いたくなったらどうするの?

手を洗いたくなったら我慢する

単純明快な方法ですよね。
ただ単に手を洗わないっていうだけの話です。

エクスポージャーに対して
強迫行為をしたくなっても我慢することを
反応妨害と言います。



そして、肝心の治療経過なんですが、
うーん。
実はあまり上手くいってません。

手洗いは習慣になっているので
日々の暮らしの中にとけ込んでいます。
手洗いは生活の一部です。

そんなに汚れていなくても
洗うのが癖になっていて
気が付いた時には既に蛇口をひねっています。


あっ
また洗ってしまった〜

あっ
また洗って・・・

あっ
また・・・

あ・・・

って感じです。


ここまできたら時すでに遅し。
一旦、蛇口をひねってしまったのなら
もう後戻りできません!

最後まで洗ってしまわないと気持ち悪いので、
時間がかかってもしっかり洗い終えます。


なかなか思うようにいかないですね〜。



でもでも!
ひとつ、良い事がありました。

昨日、スーパーに買い物に行けました!!
土曜日だったんですけど
そんなに人混みでもなくて
普通にお買い物できました。

昨日は外出することにあまり抵抗を感じることも無くて
実際、そんなに苦痛ではなかったです。

いつもはベビーカーを押すと
体全体が汚れたように感じるのですが、
昨日はそうでもなかったです。
綺麗なままというわけでもないけど
まぁまぁ耐えられるレベルでした。

この前のお出かけのお陰かなと思います。

お出かけの記事
洗浄よりも上回るものがあれば洗浄行為をおさえられる


外に出ても怖くないという事を
学習したのかもしれません。

たかがスーパー。されどスーパー。
近くて遠い。それがスーパーなのですが、
少しだけ距離が縮まったかな?

いい方向に向かっているような気がします。


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