強迫性障害のわたしが実践している5つの曝露反応妨害法

曝露反応妨害法を実践するにあたって、子供のプレイマットまでは手洗いを我慢するという目標を立てました。
本日はその後の経過についてお話します。


手洗いを我慢する対象


苦痛の弱い順
  • PCデスク
  • ダイニングテーブル
  • ローテーブル
  • ソファ
  • 子供のプレイマット

ここで挙げた5つに関しては手洗いを我慢しようと決めました。
強迫性障害の曝露反応妨害法はかなりの苦痛を伴います。
不潔恐怖症のわたしにとっても手洗いを我慢することは非常に大きな苦痛です。
しかし、ここで諦めるわけにはいきません。
なんとかして強迫性障害を克服したいと日々努力しています。

では、こちらの5つの不潔対象それぞれの治療経過を見ていきましょう。


PCデスクの汚れの克服


以前はPC作業する時に使う机を触った後は必ず手洗いをしなければなりませんでした。
それはプリンターのインクで汚れているように感じていたからです。
実際にはインクの汚れは見えませんが、そのように感じていました。

エクスポージャーのきっかけ

少し前に、子供が手を伸ばして、PCを床に落としたことがありました。
わたしはとっさのことだったので、非常に動揺してしまいましたし、血の気が引くような感覚がありました。聖域であるPCが汚れてしまったと不安になったのです。
PCが壊れていないか心配するよりも汚れてしまうことの方が心配だったのです。
これは正常ではない感情だと思います。

汚れに晒された後の行動

その後はPCを除菌シートで拭きたかったのですが、我慢してそのまま使っています。
そして、PCを触った後も手洗いをしていません。
一度は床に落ちたはずなのに、まだ聖域のままです。
自分でも不思議な感じですが、このまま様子をみようと思います。


ダイニングテーブルの汚れの克服


ダイニングテーブルにはまだ触る勇気がありません。とは言っても触らなければご飯が食べられないので、必要最低限で触っています。
以前は、ダイニングテーブルに肘が付いただけで腕まで洗浄していました。現在は肘が接触しても我慢するようにしています。


ローテーブルの汚れの克服


ローテーブルの四隅の角が鋭利だということで、子供が遊ぶと危険なため、現在、ローテーブルは使用していません。


ソファの汚れの克服


ソファは苦痛が強いです。
ザツ夫が汚い足で寝転んでいるので
ソファ全体的に汚い感じがします。

ザツ夫はテラスというかバルコニーというか安っぽいベランダに裸足のまま出てコーヒーを飲むという「なんちゃってロハス」がお気に入りらしく、そのせいですこぶる足が汚いです。
その足でソファに寝転んで肘掛けに足の裏を擦り付けています。

曝露反応妨害法を実践する前は肘掛けに触れることができませんでした。
現在は触れてもすぐには手洗いをしなくて済むようになりましたが、他の部屋に移動する際は洗ってしまいます。


子供のプレイマットの汚れの克服

プレイマットという名の煎餅布団ですが、以前は事あるごとに洗濯していました。
今も汚いと感じているので洗濯したい気持ちでいっぱいですが、グッとこらえて我慢しています。
ザツ夫が踏むのでとても汚いと感じています。
汚いプレイマットをコロコロで掃除することが苦痛でしたが、だんだん慣れてきたようです。さほど苦痛ではなくなってきました。
それでも苦痛は苦痛です。コロコロが終わった後は手洗いしてしまいます。
一般的にはコロコロすることは苦痛ではないのでしょうか?コロコロの後は手を洗わなくても大丈夫なのでしょうか?
一般的な考え方がわからないのでなんとも言えませんが、できるだけ手洗いの回数を減らしたいです。


まとめ

まだまだ克服できていませんし、できそうな気もしません。
しかし、あきらめずにこの治療を続けていこうと思っています。
継続は力なり
今は苦痛のど真ん中にいるような気持ちになっていますが、いつか苦しみから解放される日を夢見て努力していきたいと考えています。


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