確認強迫

妊娠中に心配症になる妊婦さん〜わたしもそうでした〜

わたしはもともと神経質な性格なのですが、

妊娠中はさらにエスカレートして

細かい事を非常に気にしてしまいました。

ただでさえ妊娠中は神経質になると言われているのに、

心配症のわたしが妊娠したら
とんでもなく神経質になってしまったのです。

心配症なわたしの妊娠初期

まず、妊娠初期はネットで検索魔になり、

いろいろ調べて、
流産したらどうしようどうしようと

それはもう異常なまでに心配していました。

ネットで不安要素がみつかると
気分が沈んで、その事以外は全く考えられなくなったのです。

これは一種の確認強迫なのでしょうか？
不安要素がみつかるとネット検索で
安心するまで確認しているのではないでしょうか？


幸い、つわりは軽く、

身体の負担は少なかったので何でも食べられたのですが、
これまたネットで検索しまくって、

少しでも赤ちゃんに悪影響がありそうなものは

徹底的に排除しました。

添加物やら着色料やらなんやらかんやらは

食べたくありませんでした。

そんな事言って体に悪い物を避けていたら、
最終的には食べる物が何も無くなってしまったのです。

ほとんど何も食べないような日もあったかもしれません。

ネットの言葉しか信じられなくなっていたんでしょうね。


しばらくして、

これでは赤ちゃんに栄養がいき渡らないのでダメだと思い、
添加物やらなんやらかんやら入っててもいいから、
何でもいいからとにかく食べようと気持ちを入れ替え、
「食べること」に努力しました。


そして、

ネット検索で一喜一憂する自分に疲れ果てていたため、
検索することもやめました。

検索をやめたら、

気持ちが少し軽くなりました。
心配することも少なくなったと思います。

心配症なわたしの安定期

安定期に入ると、

流産する心配は心の中からほぼ消えていました。
検索をしなくなったのが良かったのかもしれません。

今、この頃の自分を振り返ると、
ちょっと考えすぎだなと思います。

もっとリラックスして過ごした方が

赤ちゃんの為にも良いのでは？

って言ってやりたいです。

心配しすぎる妊婦さんへ

こんなにも神経質になりすぎて

恥ずかしいとさえ思います。
実際、この文章書いてて恥ずかしいです（笑）

だったら、なんでこんなこと今さら書いてるかというと、
もしも、今、妊婦さんでわたしのように心配しすぎている方がいらっしゃったら、

そんなに心配しなくても大丈夫ですよって言いたかったんです。

ネットで検索して必要な情報を得ることは時には必要だと思います。

でも、インターネットの言葉と
周りにいる大切な人からの言葉と
どちらを信じるかという選択になった時、

大切な人の言葉を信じてほしいなと思うんです。

あなたにとって大切な人は
きっと、あなたと赤ちゃんの事も大切に思ってくれています。
良いアドバイスをしてくれるのではないでしょうか？

もちろん、赤ちゃんを守れるのはお母さんですので、

ご自身で判断してほしいのですが、

わたしのように過剰に心配することはないかなと思ったのです。


妊婦だった頃の過去の自分に
心配症の妊婦さんに
「心配するのではなく、赤ちゃんを信じてあげましょうね」
って言いたかったんです。

でも、それはすごく難しい事です。
過去のわたしにはできなかったことなので、

あまり偉そうには言えないんですけどね。

少しでも誰かの気持ちが楽になればいいなと思って書いてみました。

とは言え、わたしは強迫性障害という病気です。
強迫性障害ってどんな病気？【タイプ別】具体的な17の強迫症状

もしかすると、病気だから過剰に不安になっていたのかもしれません。

妊娠中は病気でなくてもお腹の赤ちゃんが心配で神経質になってしまうこともあると思います。
それは愛情たっぷりなお母さんになれる証拠です。
ですので、自信を持って笑顔いっぱいのお母さんになってくださいね。