治療が上手くいかなくてしばらくお休みしていました。
いつまでもくよくよ落ち込んでいても仕方ないですよね。
本日は水曜日。
ちょうどキリが良いので自己治療を再開しようと思います。
前回は強迫観念を書き出すという方法で挫折してしまいました(笑)
とりあえず、この課題については挫折したまま放置しておいて、次の課題に取り掛かりたいと思います。
こんな進め方でいいのかどうかわかりませんが、自己責任で進めていきます。
強迫観念を歌う
では、この課題の具体的な方法です。。
いつも参考にしている書籍の文章を引用します。
<強迫観念を歌う>
この方法は、強迫的な考えには使えますが、衝動やイメージには向いていません。強迫観念をまとめた短い言葉を選んでください。とりあえず、あまり意味を気にせずに、その言葉に単純なメロディーをつけて繰り返しましょう。このアイディアは一見、ばかげているように思えます。でも、ひどくつらい症状で苦しんでいるなら、ちょっとだけ口ずさんでみてください。こんなことをするには、ちゃんとした理由があるのです。メロディーをつけて歌ってしまえば、いつまでもその強迫観念に苦しみつづけること自体が難しくなります。数分間、歌いつづけてみましょう。そのあと、強迫的な考えにさほど強くとらわれていない気がしたら、歌うのをやめましょう。次は注意をほかのものに向けてください。
参考文献
強迫性障害を自宅で治そう! [ エドナ・B.フォア ]
苦しいなら歌ってみよう!ということですね。
さぁ、前回の挫折のトラウマが怖いけど、実践してみましょう。
恐怖を歌うことに抵抗がある
怖いと思っている事柄をリズムをつけて歌うだなんて、はっきり言って、不安です。なんかバカにしているように感じます。そんな罰当たりなことをしてもいいのでしょうか?
わたしは縁起恐怖の症状もあるのですが、最近のマイブームは「南無阿弥陀仏」という呪文で、この呪文を歌うことはできません。
なんというか、とても重みのあるありがたい言葉だと思っているので、軽率に口ずさむことができないのです。
呪文は強迫観念ではないので、別に歌う必要はないのかもしれませんね。
それよりも恐怖対象を歌えばいいんですよね?
例えば、バイ菌とかウイルスとかそういったものを歌ってみることにしました。
実際に強迫観念を歌ってみました
まずは自分でハチャメチャなリズムをつけて適当に歌ってみました。なんの法則もなく、勝手に自分でメロディーを作ってみました。
♪バイ菌〜
♪ウイルス〜
♪カモ〜ンカモ〜ン〜♪
イェイイェーイ!イェイ!
♪汚い〜汚い〜♪
この世は汚染だらけ〜♪
イェイ♪イェーイ♪イェイ♪
そうだ!
忘れてました!
わたしってば、音痴なんですよ。全然リズムにのれないっ!!歌うというよりはお経みたいになってしまいました。
もうちょっと工夫してみようかな?
今度はアソパソマソのテーマソングを替え歌にして歌ってみました。
♪そうだ 恐れないで
♪きょ〜はくかんねん
♪バイ菌と雑菌だけが友達さ〜
♪それは君の足跡〜
♪何をして汚した?
♪わからないまま終わる〜
♪そんなのは普通!!
♪忘れちゃおう 洗浄〜
♪こぼしちゃおう 排泄物!
♪だから君は唱えるんだ いつまでも〜
♪あぁバイ菌マン 汚い君は
♪バイ菌と雑菌だけが友達さ〜
♪いけ!汚れた手で触るんだ〜♪
強迫観念を歌ってみた感想
強迫観念を書き出すという作業よりも歌うことの方がすんなり受け入れることができました。いつも考えていることをメロディにのせるだけなので簡単に実践できます。
実際に強迫観念を歌ってみたら、本当にバカバカしくなってきました。わたしは一体何をしているのか?菌とかウイルスとか見えない物に対して、こんなくだらないことを異常なまでも気にしていただなんて、本当に恥ずかしいです。
楽しい気分になってくる
しばらく歌っているとメロディが楽しい気分にさせてくれました。歌っているうちにだんだんノリノリになってきて、今までほとんど感じなかったウキウキとかワクワク感が出てきたように思います。なんか元気が出る感じです。
この体験によって心の中で変化が起きたのがわかりました。今までは心配で不安で暗い気持ちばかりだったのが、歌うことで一転して明るい気持ちになったのです。
音楽にはすごいパワーがあると言います。失恋やスランプの時にこの曲に救われましたというエピソードはよく聞きます。音楽には心を救うパワーがあるのではないでしょうか?
わたしは暗い気持ちの時には音楽を聴きたいという気分にはなれません。かれこれ10年以上は音楽鑑賞をしていませんでした。ラジカセ?(←古い笑)iPad?みたいな音楽を聴くためのツールも持っていません。でも、今日は音楽に救われました。ってあのヘンテコリンな替え歌ですけど(笑)
たまには音楽鑑賞をするのも強迫性障害改善のためには役に立つのかもしれませんね。強迫性障害だけではなく、気分の落ち込んだ時には音楽を聴くと心が楽になるかもしれません。
強迫観念を歌ったその後
少し長い時間歌っていると、強迫観念にさほど強くとらわれていない気がしました。
歌い始めの数分間は強迫観念にとらわれていましたが、だんだんノリノリになってくると強迫観念に苦しむことはありませんでした。すぐに辞めないで、しばらく歌い続けることが重要です。
苦しみがなくなってきたので、注意を他のことに向けました。
私の場合は子供とオモチャで遊ぶことにしました。いつもはこのオモチャは汚いとかそんなことばかり考えてしまうのですが、あのヘンテコリンな替え歌のお陰なのか、いつもよりは強迫観念が少なかったように思います。
何よりノリノリ状態のまま一緒に遊ぶことができたので、楽しく過ごすことができました。ママが楽しそうにしてると子供も喜んでくれたような気がします。めでたしめでたし。
最後に、前回の挫折が少しだけトラウマのようになっていたので、今日の自己治療をするに当たって、かなり不安でいっぱいでした。でも、この課題は難なくクリアすることができたので、今は本当にホッとしています。
自己治療にくじけそうになっても、実際にくじけても、あきらめないで治療を続ける勇気が必要だと思います。
自分を信じて治療を続けていけば必ず改善できる!!3日目の自己治療を終えてそう確信しました。
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