曝露反応妨害法

曝露反応妨害法

強迫性障害になって20年以上。
やっと心療内科のクリニックで正式に強迫性障害と診断されました。

主治医はお髭が立派なダンディ先生。

ダンディ先生の指示で曝露反応妨害法による治療をしています。

OCDの曝露反応妨害法とはどういう治療法？

曝露反応妨害法とは、不安を感じるものに直面しても強迫行為をしないという方法です。

強迫行為をしないと苦痛や恐怖を感じますが、時間の経過とともに自然に苦痛や恐怖が減っていき、悪循環に戻らなくても大丈夫だということを学習します。

曝露法（エクスポージャー）

曝露とは不安に晒すことを意味し、エクスポージャーとも言います。

あえて不安に思っている環境に身をさらします。

反応妨害法（儀式妨害）

不安に晒されても強迫行為をしないことを反応妨害（儀式妨害）と言います。
強迫行為をしたくなっても我慢することで、不安が減少していきます。

曝露反応妨害法〜わたしの場合〜

ちょっと難しいので、わたしの事例に当てはめて簡単に説明すると
汚いと思う物に触っても手洗いをしないということです。

汚い物に触ることを曝露（エクスポージャー）と言い、
手洗いをしないことを反応妨害（儀式妨害）と言います。


手洗いをしないと最初は気持ち悪い感じがするけど、
そのうち気持ち悪い感じは減っていきますよ〜ということです。


さらに簡潔に言い換えると
要するに、手洗いをしないということです。

できそうでできない反応妨害

でも、この手洗いをしないっていうのが

できそうでできないんですよね。

めんどくさがりなわたしは、手洗いしなくて済むならラッキーとさえ思いそうなものなんですけど、今までどんなにめんどくさくても手を洗い続けてきました。

手洗いは最優先事項だったのです。

めんどくさいと思うよりも恐怖の方がはるかに大きかった。

手を洗わずにはいられない。

洗いたくないのに洗っている。

手荒れが痛くても洗ってしまう。

逆に体に悪い気がする・・・。

我慢するって難しいですね。


我慢しましょうと言われたところで、誰も見てないからって水道をひねってしまいます。

今日も既に何回も手を洗ってしまいました。


意思が弱いんですね。

どうしたら手を洗わず我慢できるのでしょう？？

これが今後の課題になりそうです。