曝露反応妨害法が上手くいかない時の主治医からの4つのアドバイス

先日、約1ヶ月ぶりに心療内科を受診しました。

病院へ行く前は、先生に怒られるんじゃないかとか、外に出たら汚れるかもとか、とにかく不安でいっぱいでした。

でも、そんなこと言ってても症状が良くなるわけではないので、勇気を出して外に出ました。

前回の通院で、ベビーカーも診察室に入れると分かっていたので、子供を連れて2人で行きました。

今回の診察でもいろいろと得るものがあったので、忘れないうちに書いておきます。



暴露反応妨害法を続けるために大切なこと



まずは、わたしが、
「手洗いを我慢するのはなかなか難しく、手洗いしないと何も触れなくなってしまい、何もできません。」と話しました。

すると、先生から次の4つの考え方を教えていただきました。

主治医からのアドバイス

  • 手洗いをしてスッキリしたら治療できない
  • 気持ち悪いと感じることが大切
  • 気持ち悪さを我慢することが治療
  • 見えない汚れは広げても構わない

確かにおっしゃる通り、手洗いをしてスッキリしたら治療できませんね。
これは、わたしの他の強迫観念にも当てはまります。

呪文を唱えてスッキリしたら治療はできない。
繰り返し行為をしてスッキリしたら治療はできない。
何度も確認してスッキリしたら治療はできない。

治療できないということは前に進めないということです。


実際に主治医の言う通り試してみました


今、わたしは汚いと感じている手でPCを触っています。
少し忘れかけていましたが、何の汚れだったか思い出してみました。


窓ガラスの汚れという不安に晒す


最近、子供が窓ガラスを触って遊ぶようになり、窓ガラスは汚いと感じているので、子供にも触ってほしくありません。
でも、そんなことおかまいなしに遊ぶのが子供ですよね。
散々、窓の辺りで遊んで眠くなって泣き始めました。
わたしは、抱っこして寝かしつけて・・・。
その手でPCを触っています。

要するに、子供が汚いと言っているように聞こえるのですが、子供を汚いと思っているわけではなさそうです。
子供は今、布団で寝ていますが、汚いと思いません。
子供が窓ガラスを触り、わたしが子供を抱っこした。
わたしは窓ガラスは触っていません。
子供は汚いと思わない。
でも、わたしの手は窓ガラスの汚れで汚染されてしまったように感じた・・・。

なんだか、矛盾していますね。
自分でもよく理解できません。

以前は子供を汚いと感じてしまったこともあり、一瞬ではありますが、抱っこするのも躊躇ってしまったことがありました。
月日が流れるとともに、だんだん愛情が深まってきたのか、最近では子供が汚い物を触ったとしても子供自体を汚いと感じることはほとんどなくなりました。
不思議なのですが、汚いよりも可愛いの方が上回っているのです。


時間経過とともに気持ち悪さが減っていく


今、PC操作をしていてもそんなに汚いと感じなくなってきました。
不安が減ってきているのかもしれません。
曝露反応妨害法の成果が出ているのかな?

窓ガラスの汚れが付着したように感じた時は非常に気持ち悪い感じがしました。
今すぐにでも手を洗いたいという衝動に駆られました。
ある程度の時間が経つと何の汚れだったか忘れかけていました。

この記事を書くために無理に思い出しましたが、普通はそんなことはしなくてもいいと思います(笑)思い出した時は一瞬だけ嫌な感じがしたのですが、すぐに大丈夫になりました。


このように手洗いを我慢していて、その手で他の物を触ると汚染が広がるような気がします。
それは見えない汚れなので、わたしにしか理解できない感覚です。主治医がおっしゃるには、そのような見えない汚れは広げてもいいそうです。
そして、その気持ち悪さを我慢することが重要なんだとか。

これからも我慢することを意識して無理しない程度に頑張りたいと思います。


縁起恐怖の不安にも晒してみました


わたしには不吉な数字を回避しなけれなならないという縁起恐怖の症状もあります。
こちらの記事のタイトルは「曝露反応妨害法が上手くいかない時にもらった主治医からの4つのアドバイス」ですが、4という数字が入っています。
わたしにとっては不吉な数字ですので避けなければいけません。

本来なら無理矢理でももうひとつ項目をつくって5つにしたいところですが、今日はこのまま気持ち悪さを感じることにします。
何か縁起でもないことが起きるのではないかという恐怖を拭いきれませんが、我慢してみます。
この記事を投稿した後に不安が減っていくといいのですが・・・。
時間が経過すれば、すっかり忘れてた〜と言っているといいですね。


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