わたしの症状のなかで一番辛いのは洗浄強迫です。手を洗うのに手間がかかるし、一度洗い始めるとなかなか止められません。洗浄が終わったら一時的にスッキリしますが、すぐに次の不安でいっぱいになります。
強迫行為後の不安
洗浄が終わった後、手荒れで手の甲が見苦しくて、こんなに手を洗っていたら逆に体に悪いのでは?と不安になったりします。また、水道代や洗剤代など経済的負担も気になるところです。
洗浄強迫で何が辛いかというとこのような2回目の不安です。
1回目の不安は何か汚いものに触れてしまったかもしれないという不安。
2回目の不安は洗い過ぎて体に負担がかかるのではないか、体だけでなく経済的な負担や洗剤で汚れた水を大量に流したら地球環境に悪いのではないかという不安です。
この2回目の心配が一番の辛い原因なんです。洗浄強迫はこの二次的な心配が一番多いんです。
確認強迫や縁起強迫には二次的な不安はほとんどありません。確認をしすぎたからと言って経済的な負担が増えるわけでもないし、身体への影響もさほど感じません。
縁起強迫も同様に呪文を唱えすぎたからと言って経済的に又は身体的に不安になることはほとんどありません。
二次的な不安がある分、洗浄強迫は辛いと言えます。
長年の強迫性障害の辛さ
強迫性障害の辛さは発病してからの年数に比例するものでないと思っています。もちろん、悩んでいる期間が長ければ長いほどストレスが溜まりますので辛さは増幅していきます。でも、発症してから間がなくても辛いものは辛いのです。
わたしが発症した当時は小学生でしたが、症状は強く出ていたと記憶しています。当時は洗浄強迫はほとんどなかったのですが、呪文や儀式行為がやめられませんでした。こういった症状が強く出ている時っていうのは、生きた心地がしませんからね。辛いんですよね。
なので、発症してから間もない時期でも苦しいのは苦しいんです。
もしも、わたしと同じように誰にも言えずに悩んでいる子供たちがいるとしたら、なんとか救えないだろうかと考えてしまいます。今のわたしにできることは何なのかと。って、まずは自分のことをちゃんとできるようにならないとですね(笑)
わたしの場合は、強迫行為に慣れてきて上手く付き合えるようになった時期もありました。そうなるまでが辛かったです。
症状の強さには波があります。情緒不安定な時期は症状が強くでているのでしょう。思春期、妊娠、出産・・・。こういったタイミングで心の病に直面する人は多いのではないでしょうか?
わたしの次の情緒不安定はいつやってくるのでしょうか?
最近の症状
最近の症状は少し落ち着いています。
育児と仕事と子育て支援センターとしなければいけないことがたくさんありすぎて、強迫行為をしている暇がありません。強迫行為どころか、自分の時間が一切なくなってしまいました。
昨日も子供が夜中に泣き叫んで、全然寝てくれなくて、ものすごい寝不足です。ザツ夫はぐっすり眠れたそうで、今朝は元気に出社していきました。くぅぅ〜っ!うらやましいっ!!子供があんなに泣いてても眠れるなんてすごすぎるっ!!ズボラな性格の人はいいなぁ〜。
自分の時間が一切ないと言っても、隙間時間を見つけては強迫行為してしまうんですよね。以前に比べると少なくなったと思いますが、それでもまだまだ頻繁に洗浄しています。そろそろ自己治療を再開しないといけませんね。すっかりサボっていました。わたしもズボラですね(笑)
オチ、最高!このお茶目さがナイスですよね~。
返信削除(コマカ夫※にはこれが欠けてます!(-_-;))
※ザツ夫さんの真似させて頂いて♪(逆ですが)
『二次的な不安』も、主婦ならでは、ですね?
うちも光熱費は凄い数字ですが、今は娯楽費と
考えることにしました。(無理がありますネ)
強迫障害で、病院と、美容院以外の外出は殆ど
無しなので、その分と思っています。(^。^)h
(って、ホントは不満タラタラ言ってますが)
『行動療法』凄く興味がありますので、その内
是非再トライお願いします。うちも、いつかは
トライする日が来ると思ってます。(・。・)h
最後に
『睡眠不足』は我家でも深刻な問題です!夫は
強迫行為で疲れ果て、あっという間に寝ますが
オ○ッコの関係で、2時間しか持ちません。で
サポートする私は、眠いのに起こされて、更に
夫のイビキで寝れずに、最悪の状態です。(>_<)
>石畳のん♪さん
返信削除いつもコメントありがとうございます。
コマカ夫さん!!爆笑してしまいました!!
良い名前ですね♪
「行動療法」ちょっと時間がなくて、全然できてないんです。って、言い訳ばっかりで。
本来のわたしはズボラなんですよ〜。強迫性障害が神経質にさせてるだけのような気がするんですけどね〜。
強迫行為で疲れ果てるお気持ちよくわかります。
わたしも眠くて眠くて・・・。
睡眠不足は疲れますよね。
無理なさらずにお体を大切に生活してくださいね。